自分で浮気調査するリスクとは?

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パートナーが怪しいとき「真実を知りたい」「証拠をつかみたい」と、探偵に浮気調査を依頼する、もしくは自分で証拠を探そうと思う方もいらっしゃるでしょう。

調査方法としては携帯を見る、尾行・張り込みをするなどが考えられますが、これらを自分でおこなうのはハイリスクです。たとえば、どのようなリスクがあるのかを解説します。

本人に気づかれやすい

浮気している人は浮気相手と一緒に外を歩くとき、少なからず警戒して行動しています。そのため、顔見知りの人物を見かければ、すぐに気づく可能性が高いです。

本人に気づかれると、さらに警戒心を高める原因になります。そうなると、行動や証拠の隠し方がより慎重になり、証拠をつかめず解決もできない、手詰まりになることも考えられるでしょう。

バレたせいで証拠をつかめなくなり、探偵に依頼する人も多いようです。しかし、警戒心が高まってからだと調査が難航して高額になったり、失敗したりすることもあります。

追跡が失敗しやすい

尾行というと歩いて追跡するイメージがあるかもしれませんが、実際はそれだけではありません。ターゲットが電車や車に乗れば、同じように乗車して追跡しなくてはなりません。

とくに徒歩で尾行していて、たまたま通ったタクシーに乗られてしまえば、運良く別のタクシーが通りかからない限り、そのまま見失ってしまうでしょう。

かといって車で追跡しても信号待ちの際に見失うとか、土地勘のない場所で1つだけ空いていた駐車場に入られて、行き場をなくしてしまうことも考えられるでしょう。

無茶をしやすい

仮にパートナーが浮気をしていた場合、自分で調査をおこなうと、その現場を直視することになるかもしれません。そうなると、感情的になってしまうことも考えられます。

証拠を得る前に思わず声を上げて出て行ってしまったり、絶対に逃すまいと無理に追跡して本人に気づかれたりすれば、証拠を入手できないまま終わってしまう可能性があるのです。

法を犯す可能性がある

パートナーや浮気相手の行動を監視するとき、GPSの設置やアプリを使った方法を思い浮かべるかもしれません。しかし、これらの調査は基本的に法律面でアウトです。

  • GPSを交際相手の家、車に設置:住居侵入罪
  • GPSで交際相手の行動を監視:ストーカー規制法違反
  • GPSを浮気相手の車に設置:プライバシー侵害
  • 交際相手、配偶者のスマホに無断で遠隔操作アプリをインストール:不正指令電磁的記録取得

浮気自体が悪いですが、これらの行為を交際相手や浮気相手から訴えられれば、罪に問われる可能性が十分にあります。かなりハイリスクといえるでしょう。

想像以上の出費になる場合がある

探偵は調査に高性能な機材を用います。たとえば、尾行や張り込み中に撮影するとなると、たいていターゲットから距離のある場所でおこなわなくてはなりません。

そうなると、遠距離からでも鮮明に撮影できる、画素数の高いカメラが必要です。また、そのような場面はたいてい夜間になるので、暗くてもキレイな写真を撮影できる暗視機能がなくてはなりません。

このように、カメラだけでも上等なものを用意しなくてはならず、急に思い立ってスマホ片手に張り込み・・・というように手軽にできることではないのです。

まとめ

浮気が疑わしいと感じたとき「自分で証拠をつかんでやる!」と怒りにまかせて行動を起こそうと思う方はいらっしゃるでしょう。しかし難しいでしょうが、まず冷静になることが重要です。

これまで解説したように、素人が調査をおこなうのはバレやすく、また法律面でアウトなことが多いため、勢いで実行すると大変なことになりかねません。

まずはパートナーがいつ浮気しているかを推測したり、発言を日記につけておいたり、バレない程度に下調べをして、それでも自分で調査するか、探偵に依頼するかを決めたほうがよいでしょう。




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