信頼していたのに、週に何度も飲み会と言って外で食事を済ませることが増え、疑いはじめます。そこで、位置情報をチェックしてみるとラブホテルにいました。
夫は40歳のデザイナーで、小さいながらデザイン会社を経営しており、忙しく働いています。
子供は13歳の長男と11歳の次男、8歳の長女の3人です。
いつまでも恋人同士のような関係を求めていた夫
それでもセックスレスにはなってはいませんでした。
夫は、結婚後もいつまでも恋人同士のような関係を求めており、記念日には毎年贈り物をくれ、子供が大きくなってからも、夫婦仲は良好でした。
毎日決まった時間に仕事場へ行き、決まった時間に帰ってくる、非常に几帳面なタイプで、全面的に彼のことを信頼していました。
浮気が完全に発覚する直前まで、信じられなかった程でした。
週に何度も飲んでくるようになった
結婚して14年、平日に外で飲んで帰ってくることは、ほとんどありませんでした。
それが、週に何度も飲んで帰ってくるようになったので、変だなと思い始めました。
そもそも、外で酔うのが嫌いで、早く家に帰ってきて、自宅でまったりお酒を飲むのが、彼の楽しみだったんです。
学生時代の友人もほとんど結婚し、家庭があるので、平日の夜にそう頻繁に会う相手も思い浮かびませんでした。
どこで飲んできたのか聞いても、「会社の近くだよ」としか言わず、誰と飲んできたのか聞いても「会社のスタッフ」と言うばかりで、不信感が募りました。
位置情報をチェックするとラブホテルにいた
そこで夫のスマホから、私のGoogleアカウントにログインし、新しいデバイスとして、夫の携帯を私のアカウントと紐付けました。
そうする事で、彼のスマホの位置情報をいつでもチェックできるようにしました。
それからは、彼の帰宅時間に合わせて、スマホの位置情報をチェックする毎日でした。
すると、ある日彼が自宅とは違う方向へ移動し始めました。最終的に彼の移動が止まったのは、ラブホテルでした。
大学生に誘われるまま恋愛を楽しんでしまった
面接時から、夫のこれまでの作品に憧れてデザイナーを目指した等おだてられ、気を良くし、飲みに行ったのが始まりだったようです。
話を聞く限りでは、大学生の方から積極的なアプローチがあったようで、最初は「かわいい後輩の誘いを無下にしたくない」という気持ちで食事へ行ったそう。
徐々に若い頃の恋愛を楽しんでいた感覚が戻ってきてしまい、良くないと思いながら、誘われるがまま関係を深めてしまったという事でした。
現在進行系で夫がいるラブホテルに直接向かった
そして、ホテルに着いてすぐに、夫に何度も電話をし、「今ホテルの前にいる、もう全部分かっている、出てこい!」とLINEをしました。
浮気相手に名前と連絡先を聞いてから帰し、夫は家に入れたくなかったので、夫の実家に電話をし、事情を話して、しばらく夫を置いてもらうことにしました。
その後、夫に「もう絶対に過ちを繰り返さない」事を、私の両親と夫の両親の前で誓わせました。
私たち夫婦の間には子供が3人もいるので、基本的には離婚は希望していませんでしたし、慰謝料も特にありませんでした。
浮気相手の女性に関しては、誠意を見せるよう言ったところ、両親を連れて、お金を持って謝りに来たので、許す事にしました。お金は受け取りませんでした
夫婦は一緒にさえいればなんとかなる、という言葉
夫婦として、共に支え合い、家庭を築いてきた相手に裏切られた時、想像以上に狼狽します。
いろんな事が次々と頭に浮かび、冷静な判断は難しいでしょう。
私の場合は、昔から母に言われていた言葉が心の支えになりました。「夫婦は何があっても、一緒にさえいさえずれば、なんとかなる。離れちゃだめ。」
私は夫の事をまだ許せないけど、10年、20年経った時に、あの時離れなくて良かったと思えるように、これからも夫婦を続けたいと考えています。
離れるのは覚悟さえすれば、いつでもできますからね。1度離婚すれば、もう家族には戻れません。
あなたにとって1番の選択ができるように祈っています。