今回は、ネット婚活で出会い、1年後に結婚したというご夫婦の、奥さんからの体験談になります。

交際から半年で結婚の話が出るほどだったものの、奥さんが精神的に体調を崩してから、旦那さんがストレスで罵倒してくるようになり、関係が悪化したといいます。


自己紹介をお願いします。
お互いに職場に異性が少なく、ネット婚活で知り合って結婚しました。

浮気された当時は、夫は製造業29歳、妻は契約社員26歳で子供はいませんでした。

現在は夫は製造業36歳、妻は専業主婦33歳、子供は4歳の女の子が一人です。

交際から半年で結婚の話も出てくるほど

浮気発覚前の夫婦仲はどうでしたか?
婚活で出会って1年後に結婚しました。知り合って3か月ほどでお付き合いを始め、半年が経ったころには結婚の話も出ていました。

しかし私が、仕事の部署を移ったことで体調を崩して、それから彼の気持ちも少し冷めた印象を受けていました。

すべて捨てて実家に返ろうとしたところ「別れるのは嫌だからまずは同棲しよう」と言われ同居開始。

結婚するのかしないのかよくわからないまま同居が続きました。

結婚する気がないなら別れるといったところ「じゃあ気は進まないけど仕方ない」という、夫としては妥協の気持ちで結婚したようです。仲は微妙でした。

結婚直後からなにかと不平不満を言ってばかりの夫

浮気しているかも?と疑念を抱いたきっかけや理由は何でしたか?
結婚までの経緯からしても夫が私に対して当初ほどの好意を持っていないのは明らかでした。

結婚直後からとにかく私に対して不平不満が多く「友達のところの奥さんは何もかも寛容で、できた女性ばかりだ」「朝食のパンの切り分け方が気に入らない」「鬱だか何だか知らないが泣くな」といった状態です。

浮気しかねないという不安はなんとくなくありました。

その後、私が仕事で夫が休みの日に関して行動が読めないと感じる機会が増え、面と向かって「携帯を見ていいか」と夫に聞きました。

浮気相手に妻の悪口を散々垂れ流していた

浮気を確信したきっかけは何でしたか?
「携帯を見ていいか」と夫に聞いたところ、開き直った様子で「勝手にしろ」と言われました。

携帯を見たところ、夫の学生時代の後輩の女性とのメールが大量に出てきました。

内容としては私の悪口がほとんどで「仕事の悩みで頭がおかしくなっている。家に帰っても嫁が狂っていると安らぎも何もない」「結婚しなければよかった」「今度、嫁が仕事でいないときにうちに遊びにおいでよ」といったもの。

相手の女性は「大変だね」「大丈夫?」と励ますような内容でした。

浮気相手は何度か自宅にも来ていた様子

浮気内容はどのようなものでしたか?
隠れてメール(主に私の悪口)をする、私が仕事で夫が休みの日に合わせて、こっそり2人で会ってデートするといった内容でした。

自宅に来ていたことも何度かあるようです。

「肉体関係はあったの?」と聞いたところ「もし無かったといっても信じないだろうから、勝手にあったと思っていればいい」と言われました。

浮気が原因で結婚式はキャンセル、病状も悪化

浮気発覚後はどうしましたか?
結婚式を予定していましたが、キャンセルになりました。

お相手の女性にメールしたところ「私はご主人を奪う気はありませんし、ご主人は奥様のことだけを愛しておられると思います」とだけ返事があったあとは連絡がとれなくなりました。

私は病状が悪化し、夫に付き添われて病院とカウンセリングに通いました。

「離婚しても構わないが、その場合はあなたにも女性にも慰謝料を請求する」「今後死ぬまで女性と二人きりにならないのなら許す」と2つの選択肢を提示し、夫は後者を選びました。

その後、私の病気が治ってから娘を授かり、現在は家族仲はとても良いですが、友人知人の結婚式の話になると「あなたのせいで式ができなかった」と夫をなじることが多々あります。

納得できるだけの代償を要求するべき

ご自身の体験を通して、いま「浮気されているかもしれない」「夫の浮気が発覚した」と悩んでいる女性に向けてアドバイスをお願いします。
起きてしまったことは変えられないので、今後自分がどうしたいのか考え、ご主人にいくつかの選択肢を与えるのがいいのではないかと思います。

ご主人の気持ちが完全に離れてしまっているのであれば、納得できるだけの代償を要求しないと、すっきり前に進めないのではないかと思います。

ご主人から奥様への愛情が残っていて、浮気は一時的な遊びだった場合は、許すための条件は納得のいくものを奥様側から要求するのがいいのではないかと思います。

我が家の場合は「水に流すことはできないので、関係を再構築するつもりなら定期的に蒸し返され、なじられることも覚悟してほしい」と事前に伝えました。

むしろ早く私の気持ちが治まった気がします。お二人の気持ちの温度差にもよりますが、そういった折衷ができれば修復に役立つと思います。




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