今回は、高校生のころから交際し、紆余曲折を経て結婚したご夫婦の旦那さんの体験です。

奥さんが仕事のストレスなどでヒステリック気味になってしまい、それからしばらくして、仕事用の携帯をうれしそうに操作するようになったといいます。


自己紹介をお願いします。
私の年齢は25歳です。妻とは高校生の頃に交際をはじめ、大学の間、別れたり再度付き合うなどを繰り返し、結婚まで至りました。

私の職業は飲食店の社員をしています。妻も家庭よりも仕事にをしたいということで、結婚後も仕事を続けていました。

妻の仕事はチェーン書店の本部勤務です。大学卒業後すぐに結婚したので3年目になります。子供はいません。

仕事の忙しさからヒステリック気味になった妻

浮気発覚前の夫婦仲はどうでしたか?
互いに仕事の時間帯がずれているため、生活時間ともにややすれ違いがあります。ただ夫婦の仲でなにか変化があった、とかはないように感じます。

性行為もレスになることなく、結婚当初の平均回数と変化はなかったように感じます。

ただ、仕事が忙しいのか、ややヒステリックになる面が多くなったように感じました。

夜は私が遅く帰宅するのですが、いつもなら次の日の勤務にむけて就寝していることが多かったのですが、発覚前にはやたらと起きていました。

最初は私を待ってくれていると嬉しがっていたのですが、単に浮気相手と夜遅くまでいただけでした。

サプライズで迎えに行こうとしたら予定が嘘だった

浮気しているかも?と疑念を抱いたきっかけや理由は何でしたか?
仕事がら互いに二つの携帯を持っていました。仕事用とプライベート用に。

ただ家でスマートフォンを触るのはほとんどプライベート用です。

仕事用は着信が入らない限り触ることは互いに少なく、メールなどもパソコンを使用していました。

この頃、妻は家で仕事用のスマホを触る回数が増え、今思えば心なしか触っているときも、顔が緩んでいるように感じました。

しかし、当初の私は気づくことはありませんでした。実際に疑問を抱いたのは、妻のウソが発覚した時でした。

ある日、妻が友人と食事をしてくると出かけました。その友人は私と妻の共通の友人であったため、私はサプライズで妻を迎えに行こうと考えました。

その友人に連絡し「食事が終わりそうだったら、妻に内緒で時間と場所を教えて」と言うと、その友人から「妻との約束はしていない」との返答をもらいました。

そこで私は嫌な予感が頭をよぎりました。

安心するためにも浮気の有無を調査することに

浮気を確信したきっかけは何でしたか?
仕事用のスマホが怪しいのは確信していたのですが、スマホにはパスワードが設定されているため見ることはできませんでした。

また指紋認証のため中を見ることはほとんど不可能でした。だから私は友人に相談し、興信所に依頼することにしました。

心配が徒労に終われば無駄金になってしまいますが、安心するためにも必要経費だと考え、私は安くはない出費を覚悟しました。

結果は思ったよりも早くに出ました。二週間もしない間に興信所は、妻と浮気相手がラブホテルに入っていく証拠を押さえました。

仕事の悩みを相談するうちに親しくなった

浮気内容はどのようなものでしたか?
浮気相手は取引相手のある出版社の男でした。浮気の関係はまだ浅く2か月ほどとのこと。浮気相手の男はバツイチでした。

よくある話なのかどうかはわかりませんが、妻の言葉によると、本社の無理難題に毎日困っていて、ある日彼に相談すると、そんな関係になってしまったのだとか。

慰謝料をもらって示談にすることとした

浮気発覚後はどうしましたか?
まず私は浮気相手に接触しました。弁護士を連れて証拠写真を持ち、浮気の事実を認めさせました。

そしてそのまま浮気相手を私のマンションまで連行し、妻に男は事実を認めたと伝え、妻からも浮気の事実を認めさせました。

結果、妻とは離婚はしませんでした。また浮気相手の男の職場に事実は秘匿させ、慰謝料をもらうことで示談にしました。

学生時代私の浮気で一度別れた引け目もあり、私は妻の浮気を許すことにはしましたが、今後はないようにと互いに約束しました。

相談して第三者からコメントをもらうといい

ご自身の体験を通して、いま「浮気されているかもしれない」「妻の浮気が発覚した」と悩んでいる男性に向けてアドバイスをお願いします。
まずは冷静になることが必要だと思います。感情的に妻に浮気しているだろうと、言及しても相手が認めることはほとんどありません。

私も興信所から証拠をもらったとき、すぐさま妻に詰問しようと激昂しましたが、友人になだめてもらいました。

浮気をされて許すも許さないも、まず相手に事実を容認させることが重要だと私は考えます。

事実を容認させなければ、相手は反省も悔やむこともできませんから。

そのためには主観的にならないためにも、誰かに相談し、第三者の目線を取り入れることが大事だと考えます。




RELATED