浮気に嘘はつきものです。浮気相手と会うとき「仕事で出掛ける」、質問されれば「男友だちと飲んでた」と回答するなど、浮気する人がよく使うセリフや行動はある程度決まっています。
そこで、ありがちな嘘と見破れる可能性がある方法、またその心理や罪悪感はないのか?などを解説していきます。会話していておかしいと思ったら、よく話を聞いてみてはいかがでしょうか。
浮気している人がよくつく嘘5パターン
浮気している人がよくつく嘘は、大きく分けて以下の5パターンです。本当のことを言っていることも当然ありますが、あまりに以下のようなセリフを言うならあやしいと思われます。
仕事が忙しい
もっとも使われることが多い嘘です。仕事が忙しくて会えないと言われれば、それ以上なにも言えないですよね。あるときから残業や休日出勤が異常に増えたら、あやしいかもしれません。
よくあるセリフ
- 仕事が忙しいからしばらく会えない
- 人手不足で残業が増えちゃって
- 急に出張が決まった
嘘を見抜くポイント
- そんなに忙しくない仕事と言っていたのに、休日出勤などが増えたら警戒する
- 前日の夜など、あまりにも急に出張が決まったと言うときは警戒する
- 仕事だと言って帰りが遅い日、休日に出かけた日などを記録して法則性を見つける
- 給与が出勤日数、時間に見合っているか確認する
- 同居しているなら、仕事と言って帰ってきたあとの服の匂いや様子をチェック
飲み会に行く
仕事が忙しいことの延長で、飲み会に誘われたと嘘をつくパターンです。もちろん、本当によく誘われることもありえますが、嘘でも本当でも年中飲みにばかり行くのは心配になりますよね。
よくあるセリフ
- 上司に飲み会へ誘われてしまった
- 仕事のグチを聞いてほしいって言われて
- 本当は行きたくないけど、どうしてもと言われて
嘘を見抜くポイント
- 飲みに行くと言って出かけて、帰宅時に酒の匂いがしなければ警戒する
- 飲み会だと言って出かけた日と帰宅時間を記録して法則性を見つける
体調が悪い
これも、仕事のつぎくらいに便利な嘘といえるでしょう。具合が悪いと言ってしまえば、これもそれ以上追及できませんよね。あまりにも頻度が高いなら真実ではない確率が高いです。
よくあるセリフ
- 風邪を引いたから会えなくなった
- 伝染したら悪いから、よくなったら連絡する
- 家に来なくても大丈夫、そんなに悪くないから
嘘を見抜くポイント
- 具合が悪いと言っていた日があまりに多いなら疑う
- アポなしで自宅へお見舞に行って、家にいないか開けてくれなければクロの可能性が高い
友だちと遊ぶ
恋人がいても友だちと遊ぶのは普通です。しかし、あまりに高頻度で友だち(同僚・先輩・後輩など)とばかり出かけると言うときは、本当のことを隠していることもありえます。
よくあるセリフ
- 友だちと飲みに行ってくる
- (友だちの名前を聞かれて)君に言っても分からないよ
嘘を見抜くポイント
- 名前を言おうとしない、もしくはあまりに同じ人と会うと言うなら少しあやしい
- 共通の友人がいればその人に探ってもらう
浮気はしていない
「浮気していない?」と聞いて普通に否定するのは普通ですが、オーバーリアクションで「してるわけがない!」とあまりに言葉を重ねて否定する場合、逆にあやしい感じがしますよね。
よくあるセリフ
- 浮気なんて絶対にするわけがない!
- 俺(私)のことが信じられないの?
- 君のことをこんなにも愛しているのに、疑ってるの?
嘘を見抜くポイント
- 大げさに愛だの恋だのと語るときは嘘の可能性が高い
- 強く否定すればするほど言い回しがうさん臭くなりがち
浮気している人が嘘をつく心理3パターン
浮気をしている人は、なぜ嘘をつくのでしょうか。人によって理由や心理は異なるかもしれませんが、よくある一例をご紹介します。
いまの生活が気に入っているから
本命の恋人も浮気相手も両方必要であって、どちらもいるという生活を続けていたいという気持ちです。どちらとも別れるつもりはないので、バレては困るということです。
ワガママであり、どちらか一人を選べないという優柔不断な男性・女性に見られる傾向でしょう。このタイプで、本当に「両方とも等しく愛している」という人もいます。
バレて怒られたくないから
浮気がバレれば怒られたり、いつまでも責め続けられたりする場合があるでしょう。それがイヤで隠しているパターンです。また、バレることでルールを課せられ、自由を制限されることも恐れています。
要するに「バレたらめんどくさい」と思っているともいえるでしょう。ただ、いざバレて怒られれば嘘をつく意味がないので、開き直って真実を話す可能性もあります。
あなたもしくは浮気相手を守るため
欲求に逆らえず浮気してしまったものの、恋人であるあなたに罪悪感があって傷つけたくない。もしくは、浮気相手に危害を加えられたり、泥沼状態にさせたりしないために嘘をつくパターンです。
しかし、なかには本命の恋人と浮気相手の両方と関係を続けたい気持ちがあり、どちらにもいい顔をしている、という可能性も。
なお、浮気を認めないときに考えられる心理は、以下の記事で解説しています。
浮気している人の嘘を見破る方法
浮気を隠そうする人が、思わずボロや本音を出してしまう会話テクニックを紹介します。ただし、これらの方法を試すときは、感情的にならないようにするのがポイントです。
やんわりと質問する
前日に様子があやしい?と思うことがあったら、「昨日、いいことあったの?」というように、やんわり質問をしてみてください。
やましいことがなければ「なにもないよ」とか「昨日は飲み会だったよ」などと返すでしょう。しかし、「なんでそんなこと聞くの?」と逆に質問したら、言いたくないことがある可能性も考えられます。
カマをかけてみる
たとえば「そういえば、こないだ一緒にいた女の人(男の人)だれ?」など、まるで浮気を目撃したかのように聞いてみてください。本当に見ていなくても問題ありません。
ほかにも「スマホ見ちゃったんだけど」とか「友だちが街で女の人(男の人)といるあなたを見たって」と言ってみるのもアリです。
心当たりがあれば「見られた!?」とパニックになり、ムダに回りくどい説明をしたり、ポロッと真実を話したりする可能性があります。恋人がほろ酔いのときや、リラックスしているときに聞くのがオススメです。
誘導尋問をしてみる
誘導尋問をすることで、ウソをついているか分かることがあります。わざと、本人が言っていた予定と違うことを言ってみたりして、反応を見てみてください。
たとえば本人が「明日は休日出勤」と言っていた場合、当日「今日は飲み会に行くって言っていたよね」などと聞きます。このとき「うん」と答えれば、休日出勤はウソということになるでしょう。
これは、適当に休日出勤とウソをついて、いざ違う予定を言われたら「飲み会ってことにしてたっけ」と納得し、「うん」と答えたと思われます。ただ、ウソのうまい人は騙されない可能性が高いです。
浮気に関する話をしてみる
「友だちの彼が浮気しているんだって。どうしたらやめると思う?」とか、「女は勘が鋭いっていうでしょ?男の人の浮気ってバレるのかな?」など・・・浮気関連で意見を求める話をしてみる方法です。
あくまで主語を恋人にせず、「こうなんだって、どう思う?」と世間話のように聞いてみてください。浮気しているのであれば「もしかしてバレた?」と焦ってそわそわする可能性があります。
「それでどう思うかって?」と質問と同じ言葉をくり返したり、「逆にどう思う?」などと質問で返したりしたら、あやしいといえるでしょう。
嘘を突き通そうとするのはどうして?
あきらかに浮気していて証拠もあるのに、それでも本当のことを認めようとしない人がいます。それはなぜなのでしょうか?
嘘をつく理由と同じ
最初の項「浮気している人が嘘をつく心理とは?」で紹介したように、「いまの生活が気に入っている」や「あなたや浮気相手を守るため」といった理由で、真実を認めない可能性があります。
なんとかなると思っている
嘘を突き通すことで、あなたが浮気の追及に疲れて折れることを待っているパターンです。ずっとシラを切っていれば、また元通りになるだろうと期待しているのでしょう。
このように、いつまでも嘘を突き通そうとする人は、絶対に言い逃れできない証拠が出たり、よっぽど心を動かす言葉を言われたりしないと、なかなか本当のことを言わないと思われます。
まとめ
浮気を隠すために嘘を重ねれば重ねるほど、自分がどんな嘘をついたのか混乱してしまうものです。会話をしていて「以前と言っていたことが違う」など違和感があったら、それは嘘かもしれません。
ただ、あまりに仕事が忙しいと言っていても、それが本当である可能性も考えられます。なんでもかんでも疑わず、さまざまな角度から冷静にパートナーを見て、判断するとよいでしょう。