彼氏の言動がむかつく、イライラする…そんな経験はありますか?
一緒に過ごす時間が長くなると、相手の嫌なところも気になってきます。付き合いが深まり距離が近づくほど、喧嘩のときのぶつかり方も激しくなりがち。別れたいという気持ちになることもあるでしょう。
同じ人間でも、男性と女性では行動や頭の使い方、感情の特徴も異なります。話す言葉や態度の選び方1つで、感じるストレスも違ってきます。
ここでは、彼氏にむかつくと思う瞬間と、怒り・不満を静める対処方法を紹介します。
彼氏にむかつくと思う瞬間は?
男女の脳の働きは違うため、むかつくと思う点も男女では違うことが多いです。そのため男性が思ってもいないようなことでも、女性には腹が立つ場合があります。
一般的に、女性は感情を軽視されること、男性は押しつけや強制にむかつく人が多いようです。
すぐ拒否する
デートで「○○へ行きたい・○○がしたい」と言っても、「俺はそんな気分じゃないからムリ」といつも拒否する。
彼女の好きなものを拒否する。など、いつも断られてばかりだと悲しくなります。せめて優しく断るなどの心づかいはほしいですよね。
頑固で自分が正しいと思い込んでる
ケンカをしてこちらは謝っているのに彼氏は非を認めなかったり、何でも彼女のせいにしたり、人の意見を聞かなかったりなど、「なんでもっと寛容になれないの?」と思ってしまうことも。
どちらかが折れないと、いつまでも嫌な気分をひきずりがちです。
外出の度に疑われる、何でもかんでもダメと言われる(束縛)
飲み会や学生時代の集まりなど、男性のいる場所に行くのは禁止など、やましいことは何もないのに、過度に行動を制限されるのはストレスです。
人は本来自由に生きていい生き物です。なんでも彼の言うとおりにしてしまい、貴重な時間やチャンスを逃さないようにしてください。
細かいことですぐイライラする
小さなことを受け流せずイライラされると、彼女までイライラしてきますよね。器が小さく自分中心で子どものような態度には幻滅します。
上から目線、すぐ怒る
今どき女性を見下している、お前・おいと呼ばれる、お店の店員に偉そう…など、どうでもいいことに1人で怒っている姿を見ると、むかつくというよりあきれてきます。
自分に自信がなくて器の小さい人ほど弱い立場の人、自分より力の弱い女性などに強い態度をとることがあります。また余裕がない場合、彼女が言ったささいな言葉にも怒り、彼女まで嫌な気分が伝染します。
話を聞いてない、すぐ説教する
女性はなんでもない話でも聞いてもらいたがる傾向にありますが、これは男性にはあまり理解できない感覚のようです。
でも聞いてほしい話なのにめんどうくさそうにされたり、ちょっとしたグチなのに、正論で説教されたりするのは嫌ですね。
誕生日をないがしろにされた
記念日を重視しない男性は多いですが、誕生日まで忘れられるのはショックです。
忘れっぽく面倒くさがりの男性には、「来月の誕生日は○○したい」と事前に希望を伝えておくのがおすすめです。サプライズなどは期待せず、欲しいものを一緒に選ぶのがいいかも。
心配してくれない、思いやりがない
具合が悪いときにまったく心配してくれず、仕事のグチばかり…など、悲しくなりますよね。女性は自分の感情を無視されるとさみしさを感じやすいです。
浮気しているかもしれない
浮気相手の痕跡を見つけてしまった…など、隠れて浮気されていたらむかつきますよね。
彼氏の浮気がわかったら、その原因も考えると同時に自分は本当に彼氏のことが好きなのか、結婚までしたいかどうかなど、いちど考え直す時期なのかもしれません。
イライラ・怒りを静める対処法
マイナビウーマンが女性218人に「彼氏にむかついたとき、どうしていますか?」というアンケートを実施しています。
- ムカついた事実をすぐ伝える:34.4%
- ムカついた事実を落ち着いてから伝える:33.9%
- ムカついた事実は伝えずガマンする:31.7%
その結果は、約7割の人がむかついた事実を彼氏に伝えていることがわかりました。
伝えることで、怒りを静めることができます。しかしそれだけでは、静めることができないこともありますよね。
どうしても怒りが静まらない場合は次のような対処法をとってみはいかがでしょうか。
「私は今イライラしている」と、自分を客観的に見る
「怒り」の感情は脳の大脳辺縁系という部分で発生し、それを前頭葉という部分で抑える働きがあります。
つまり、むかつくと感じたら前頭葉を働かせれば良いのです。前頭葉は自分を客観視するときに働きます。そのため、自分の状況を客観的に見ることで、怒りの感情が抑えられます。
「6秒」待てば怒りはおさまる
怒りは、感じてから6秒でピークになり、それを過ぎると冷静になれると大脳心理学で言われています。そのため、むかついたら6秒待ってみてください。無心になって6秒数えるのがおすすめです。
あお向けに寝転がる
「怒り」とは、攻撃性と不快感が高まった状態です。この攻撃性は、仰向けに寝るだけで鎮められます。
これは立った状態だと脳が「戦闘態勢」と判断しますが、仰向けになると脳が「攻撃体制ではない」と判断し、リラックスするためです。
また血糖値が低いと怒りを感じやすいため、糖分をとるのもおすすめです。糖分は甘いお菓子・飲料や、麺類・たこ焼きなどの粉物に多く含まれています。
ただのマンネリではないか考える
なんとなくむかついてしまうとき、彼氏の存在が当たり前になってしまったマンネリからくるものではないか考えてみてください。また寝不足や栄養不足だとイライラしやすい状態になります。
彼氏のことが本当に嫌いなのか、または自分が多忙などで余裕がなくイライラしているだけなのか見きわめないと、次の恋人ができても長続きしにくいでしょう。
期待しない、相手をコントロールしようとしない
例えば、「記念日に何かしてくれるかな?」と期待していたのに何もなかったら、がっかりしますよね。また無神経な発言をされてむかつくときは、気づかいをしてほしいという期待があるともいえます。
「○○してくれるはず」と過剰に思わず、「○○してくれたらラッキー」程度に思っておくのがおすすめです。
他人のために何かをしたときも報酬は求めず、ギブ・アンド・ギブの精神でいると良いでしょう。「あなたのために○○したのに」ではなく、人のために何かをするときは、自分がしたくてするようにします。良いことをした、と思えるだけでも自分のためになります。
かわいいペットや子どもと思って接する
仕事はバリバリでも、プライベートでは子どもっぽい男性は多いです。そんな男性のことを、内心でこっそりイヌやネコなどのかわいいペットだと思えば、かわいいと思えて許せるかもしれません。
欠点も受け入れる、気にしないで流す
欠点のない人はいないし、人を変えるのは難しいです。欠点ごと愛せるようになれば、2人の関係も一歩レベルアップするかもしれません。またうまくつきあっていくには、相手のイヤな反応をいちいち気にしていたらキリがありません。
ただ、ため込みすぎには注意です。どうしても受け入れられない問題はしっかり話し合うべきです。
人に話す、おいしいものやお酒を楽しむ
女子会で女友達に共感してもらったり、アドバイスをもらったりすることで気持ちが楽になります。話すことで気持ちが整理され、解決策が見つかることも。また他の男性の話を見聞きして、やっぱり自分の彼氏のほうが良い、と思うかもしれません。
食欲を満たして満足し、お酒も飲んで楽しい気分になって嫌な気分を吹き飛ばしましょう。また運動はストレス発散にもなるので、ジムで汗を流すのもおすすめです。
彼氏の良いところを紙に書いてみる
良いところを書き出してみると、良さを再確認できます。楽しかったことやつきあい初めの頃を思い出したり、うれしかったメールを見返したりして初心に返るのも良いです。
人の短所はときには長所でもあるので、ちがった見方をできるかもしれません。感謝の気持ちをもつことも大切です。
仕返しや逆ギレはしない
マイナスな行動はさらにマイナスを生みます。怒りまかせに言ってしまうと言いすぎて余計こじれる可能性があります。限られた時間を怒って過ごすのももったいないですよね。
直してほしいことを指摘するときは、いったん落ち着いてから「○○してくれたらうれしい」「○○されると悲しい」と、具体的に伝えるのがおすすめです。
距離を置き、1人の時間をもつ
一緒にいる時間が長いと、それだけ不満も出てきます。離れてみることで互いに反省する時間を持て、大切さに気づくかもしれません。特に相手が怒っているときや、自分も怒ってしまいそうなときはその場をそっと離れて距離を置いてみます。
特に若い人は恋愛するとそのことばかりに集中してしまいがちですが、世界はもっと広いはずです。色んなところへ行ったり様々な経験を積むうちに、彼氏のむかつく行動もそこまで気にならなくなったり、対処の仕方がわかってきたりするかもしれません。
まとめ
育ちの違う人間同士がつきあうため、衝突してしまうのは仕方ないことです。さらに男女では物の感じ方や考え方も異なります。
自分がむかつくと思うポイントを知っておき、それをされたときの対処法を前もって決めておくのがおすすめです。