夫や妻の浮気が発覚した際に離婚を望まない方は、早く浮気相手との関係を切って別れさせたい! 家に戻ってきてほしい! と思うのではないでしょうか。
かといって、ヘタに手を出すと逆に禁断の恋が燃え上がったり、ケンカになったりして最悪の状況に陥る可能性もあります。そうならないために、うまく別れさせる方法を解説します。
パートナーに反省させる
浮気をした罪悪感や反省がなければ、そのまま関係を続けたり、過ちをくり返したりする可能性があります。そこでパートナーとよく話し合い、ことの重大さを認識してもらいましょう。
- 泣いている姿を見せる
- 自分を責める
- 精いっぱい優しくする
- 同情してあげる
- 体に触れさせない
- 第三者に言いつける
- 距離を置いてみる
浮気を反省させる方法については、下記記事で詳しくお話しているのでチェックしてみて下さい。
浮気したことへの制裁を与える
手痛いペナルティを与えることで、浮気をするとこんなにも損をするからやめよう、と思わせて再発を防止する方法です。
パートナー・浮気相手に慰謝料を請求する
浮気を見破ったとしても、浮気相手と完全に別かれてくれないケースがあります。そんなときはパートナー、又は浮気相手に慰謝料を請求することを検討します。
法的に不貞行為が認められれば離婚しない場合でも、パートナーと浮気相手の双方に慰謝料を請求することができます。
ただ、不貞行為を証明できる確実な証拠(ホテルの出入り写真など)、もしくは本人が認める必要があります。本人が認めない場合は、法的に認められる証拠を掴まなければなりません。素人では何が法的に認められる証拠か判断するのは難しいので、探偵に依頼することをおすすめします。
また、慰謝料請求には時効があります。その点については下記記事で詳しくお話しているのでチェックしてみて下さい。
誓約書を書かせる
「浮気しません、もししたら慰謝料を支払います」という内容を書面に書かせて残すことで、浮気しようという気持ちの抑止力となるはずです。法的な効力もあるので、ヘタなことはできなくなるでしょう。
この誓約書は浮気相手に書いてもらうこともできます。パートナーへの接触を禁止する、などの内容を盛り込むとよいでしょう。なお、あまりに非現実的な内容は無効になるので、要注意です。
自分の反省点を改善する
浮気をするのが圧倒的に悪いですが、原因の一端があなたにある可能性も考えられます。その場合、悪かった部分を改善するようにしましょう。
見た目に気を遣う
長く一緒にいて見た目に気を遣わなくなっていませんか?たとえば、ほとんど毎日ジャージなど楽な格好ばかり、自堕落な生活をして太る、などです。
このような姿に幻滅し、好みの格好・スタイルの相手と浮気・・・ということもあります。常にオシャレをする必要はないですが、不快に思われない格好・体型でいるよう努力することは重要です。
言動を振り返る
最近はケンカばかりしていたとか、相手に不満ばかり言っていたなど、思い当たることはありませんか? それらがストレスとなって、優しくしてくれる相手を求めて浮気に走るケースもあります。
ケンカはコミュニケーション不足などが原因になりがちです。毎日少しでも会話をしたり、スキンシップしたりするように心がけることをオススメします。
第三者に協力してもらう
自分の力だけでは解決できそうにない!というときは、第三者に協力を仰ぐという手もあります。
共通の友人に話す
パートナーと共通の友人がいる場合、代わりに叱ってもらったり話し合いに同席してもらったりすることで、こちらから説教するよりも響く可能性があります。
とくに、第三者にも自分の浮気がバレるなんて恥ずかしいこと。第三者に叱られれば、冷静に「バカなことをした」と考えられるようになるでしょう。
両親や義両親に相談する
共通の友人などがいなく、自分の力だけでは限界がある、と思ったときの手段といえます。自分の親、もしくはパートナーの親に相談して、説教をしてもらう方法です。
ただし、義理の親だと場合によっては我が子の味方となる可能性も考えられます。常識があり、仲がよい場合のみにしたほうがよいでしょう。
浮気相手と直接引き離す
直接的に浮気相手との仲を引き裂きたい、というときの方法です。
引っ越しをさせる
やや強引で物理的な方法です。浮気相手が近くに住んでいるということであれば、気軽に会えないような距離へ引っ越しさせるのもよいでしょう。
浮気相手に会う
これはなかなかむずかしい手段ですが、相手の素性が分かっており、自分でハッキリ物申したい!というときに最適です。「今後絶対に会わないでほしい」と伝えましょう。
しかし、相手に会うことで口論となったり、また相手があなたのパートナーに密告すれば、さらなるトラブルの引き金になったりしかねません。かなりハイリスクです。
まとめ
いくつか方法を紹介しましたが、浮気相手と別れるかどうかは、パートナーの性質によるところが大きいでしょう。本当に反省してやめる人もいれば、悪いと思っても欲に勝てない人もいます。
そのような場合は、さまざまな方法を試してみて、本当にむずかしいときは第三者の手を借りるなども考えるとよいでしょう。