人はなぜ不倫をするのか?男女で異なる理由(心理)

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最近は芸能人の不倫が取りざたされることが多いですよね。でも芸能人だけでなく一般の人も不倫を経験したことがあるという話を聞くことが多くなりました。

リスクがあるのに、人はなぜ不倫をするのでしょうか?

どうやら不倫をする理由は男女でことなるようです。ここでは、なぜ不倫をしてしまうのか、男女でことなる理由(心理)について紹介します。

人はなぜ不倫をするのか?(男女共通)

逃避行動として不倫にはまる

仕事や家庭の問題といった日々のストレスから一時的に逃れるため、不倫にはまる場合があります。一時の相手である不倫では相手の欠点を見る必要もなく、現実逃避の手段にしてしまうケースです。

心理的な逃避として不倫している場合、アルコールやギャンブルと同じく精神的に依存する可能性もあります。

セックスレスで不倫に

セックスレスは離婚事由にあてはまるため、相手が拒否し続けて夫婦関係が破たんしていると認められれば離婚できます。

しかし様々な事情で離婚できない、話し合っても解決できないなどの場合、欲求解消のため不倫となることがあります。

不倫相手を本気で好きになった

恋に恋しているような場合では、ある程度時間が経つと気持ちが落ち着き、別れるか元のパートナーへ戻っていくこともあります。

しかし本気で不倫相手を愛してしまった場合、離婚へと進むケースも。

つい流されて・優柔不断

酔ったいきおいや、配偶者とケンカしたときに誘われてなど、その場の雰囲気でしてしまう1回かぎりの不倫です。

タブーと思うほど燃えてしまう

こっそり密会し、バレてはいけないとハラハラ・ドキドキする状態を相手への恋愛感情と勘違いしやすいのが不倫です。これは心理学の実験で吊り橋効果と言います。

またタブーや背徳感が刺激になり、してはいけないと思うほどやってみたくなる心理現象のことを「カリギュラ効果」「ロミオとジュリエット効果」と呼びます。

毎日の生活が充実しておらず、熱中するものがなく退屈していると、不倫の刺激や新鮮さにはまりやすくなります。

恋愛経験が少ないまま結婚した

今の配偶者以外と恋愛をほとんどせず結婚した場合、結婚後数年してから「もっと恋をしてみたかった」と思いはじめ、不倫をはじめるケースがあります。年齢を重ねてから遊びに目覚めると、加減できず結婚生活が崩壊する心配もあります。

男が不倫する理由

仕事のストレス発散、癒し

妻に弱音を吐けず、抱え込んでしまう日本人男性は多いです。仕事で追い詰められたとき、家庭に癒しを求めたいけど妻は子育てで忙しく、夫婦でゆっくり会話する時間もない…。

もっと稼がなければならない、一家の主でなければならないなど、男性には男性特有の苦しさがあるようです。

しかし周りに頼ったり相談したりするのが苦手な男性は多く、思い詰めてしまう傾向にあります。そんなとき癒しを求めて、不倫などの大胆な行動に走ることがあります。

妻の妊娠中~子育て中のセックスレス、コミュニケーション不足

妊娠中はセックスができない、またはできたとしても気を使ってしまうため、性欲解消のため不倫をするケースです。

また子育て中の妻は子どもにかかりきりで、自分への愛情はなくなったのかと感じる夫は多く、不倫相手に心を動かされる場合も。

女が不倫する理由

姑との不仲

夫の実家での同居など、慣れない環境での生活はストレスがたまります。その上姑と折り合いが悪いと、姑には強く言えずガマンしてしまうのは嫁という場合が多いです。

また古い考えをもつ人の中には、子どもができない原因はすべて妻にあると思っている場合も。不妊症の治療で辛いときに冷たい言葉をかけられる、「子どもはまだ?」「早く孫の顔が見たいのに」と嫌味を言われる…

そんなときに夫が助けてくれず、両親の味方ばかりすると相当なストレスがたまります。そんな状況から逃げたい、癒やされたいために不倫をするケースです。

女性として見てもらえない

いつもきれいにしている、髪型を変えたのに気づいてくれないどころか、夫は家事をまったく手伝わず「お前」「おい」などと呼ばれて家政婦のようにあつかわれる…など、女性として見てもらえないと積もり積もって大きな不満になり、不倫をするケースです。

リスクを負ってまで、なぜ不倫をする?

人の感情は止められない

いつどこで誰を好きになってしまうかは誰にも予測できず、防ぐこともできません。いちど好きになった気持ちは、誰にも止められないでしょう。

三大欲求

人間には食欲、睡眠欲、性欲の三大欲求があり、どれか1つが満たされないと生命の危険や大きな不満を抱えた状態になり、これをガマンするのは困難です。セックスレスはやはり大きな問題です。

障害があるほど運命を感じてしまう

ハラハラするジェットコースターが楽しいのと同じように、バレないようにドキドキしながら密会することで感情が高ぶり、やめられなくなってしまうことがあります。

してはいけないと思うほど燃えてしまい、そのドキドキから「出会うのが遅かっただけ、運命の人」と感じてしまう場合も。

不倫が激しく批判される現代

最近多い有名人の不倫スキャンダル。なぜここまで連日トップニュースに取り上げられ、批判されているのか?それには、現代の2つの事情が関係していると考えられます。

インターネットの発達

スマホから匿名ですぐに意見を言えるネット社会は、批判が加熱しやすい環境にあります。

そして不倫はタブーとされていますが、人によって基準や考え方が異なる問題です。はっきり答えを出せないものなので、議論が加熱しやすい話題でもあります。

不満・嫉妬から他人を糾弾してしまう

日々の生活に不満があったり、自分が満たされていないストレスを発散したりするために、責められる理由のある人を激しく攻撃してうっぷんを晴らしている場合があります。

また芸能人など成功者への嫉妬があり、一度スキャンダルを起こすとここぞとばかりに批判し、謝罪や表舞台から消える様を見て優越感にひたる。人を批判してしまう原因が自分の不満足にあることを、本人も気づいていない場合もあります。

女性の社会進出

昔は専業主婦の女性が多く、夫が不倫しても経済面から簡単に離婚できなかったため、不倫を黙認するケースが多かったと考えられます。

しかし現代は働いて自立する女性が増え、離婚しても生活していけるケースが多くなり、不倫されたら離婚を切り出しやすくなってきています。すると慰謝料も発生するため、男性が簡単に不倫できなくなり、不倫についての考えが厳しくなってきたと考えられます。

女性の自立とともに即離婚&慰謝料のリスクが高くなり、「浮気は男の甲斐性」などと余裕をもって言えなくなってきた、ということでしょうか。

「不倫が起きやすい環境」にある現代

さらに、不倫バッシングが高まる一方「女性の社会進出」「ネット社会」が、不倫しやすい環境の一因にもなっています。

整ったネット環境は出会いのきっかけを増やし、不倫を続けやすくしています。
最近は出会いサイトだけでなく、SNSやアプリなど多様なツールで出会うことができます。スマホでは様々なアプリを使って、すぐに連絡が取れるようになっています。

また経済的に自立した女性が増えたことで、男性が愛人を金銭的に援助するなどのケースが減り、一般の男性が気軽に不倫できる状況ともいえます。

不倫バッシングが高まる一方で、昔よりも手軽に不倫しやすい環境が整っているのが今の日本です。

まとめ

男女によって不倫する理由は異なりますが、人が不倫する理由は「寂しい」という心理が大きく働いているのではないでしょうか。

幸福を求めるためにリスクは忘れて不倫に走ってしまうのだと思います。

また、時代とともに不倫についての考えも変化しています。結婚や恋愛のあり方・考え方がどんどん変化し多様になる今、不倫の形や考え方も変わっていくのかもしれません。




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