浮気している人のスマホは、証拠が数多く入っている可能性が高いです。最近、なんとなく彼・彼女の言動があやしい!そんなとき、スマホを覗きたくなってしまうかもしれません。
そこで、浮気している人はどのように証拠を隠すのか、チェックする際はなにを見るべきか、解説します。ただし、スマホを勝手に見ると反感を買う可能性があるので、自己責任でおこなってください。
【その1】電話やメールなどの履歴チェック
スマホは見られないだろう、とタカをくくっている人は、電話の発着信履歴、メールの送受信履歴をそのまま残していることがあります。そんなときは、つぎの部分をチェックしてみてください。
電話の発着信・メール送受信履歴
電話やメールの浮気隠しテクニック
- 浮気相手を苗字だけで登録
- 同性の偽名もしくは店名などで登録
- あえて電話帳に登録しない(履歴から発信や送信をおこなう)
- 浮気相手からのメールを別フォルダやゴミ箱に隠す
- 定期的に全履歴を消去する
チェックすべきポイント
- やり取りが多い相手をピックアップして覚えておく(性別や名前問わず)
- 相手の名前をFacebook検索してみる
※ただ、単純に履歴を残すのが嫌いで消す人もいます。履歴なし=浮気の証拠といえないでしょう。
LINEの友だち・トーク履歴
LINEの浮気隠しテクニック
- LINE自体にパスコードロックをかける
- 浮気相手からの通知をオフにする
- 浮気相手を非表示リストに入れる
- 定期的にトーク内容を削除
- あえて友だちに追加しない
チェックすべきポイント
- 電話で頻繁にやり取りしていた相手のトークを確認
- 非表示リストも確認する
- 通知オフになっている人物とのトークを確認
- トーク一覧に表示されながら、履歴がまっさらな相手を覚えておく
- 履歴が削除された様子で、トークが不自然に開始している相手を覚えておく
くわしくは、以下の記事でも解説しています。
【その2】インストール済みアプリのチェック
つぎに、スマホの中にインストールされたアプリでの証拠探しです。上記の履歴でなにも見つからなくても、ここで見つかる可能性があります。
コミュニケーションアプリの内容
日本において、コミュニケーションツールといえばLINEが主流です。それを逆手にとり、別アプリで浮気相手と会話する人もいます。以下のようなアプリがあれば、内容をチェックしてみましょう。
LINE以外のコミュニケーションアプリ
LINE以外で会話する目的に使われることの多いアプリが以下です。
- Skype
- カカオトーク
- チャットワーク
- Viber
- Path
メッセージ機能のあるSNS
以下のSNSはメッセージ(チャット)機能があります。そちらもチェックしましょう。
- mixi
- モバゲー
- GREE
このほか、一定時間が経過するとメッセージが消えるアプリもあります。「Snapchat」「Wickr」「Seesaw」などが有名です。残念ながら消えた内容は確認できませんが、インストールしている時点で少しあやしいでしょう。
SNSの投稿内容
SNSは上述のようにメッセージをやり取りするほか、浮気相手とデートしたときの写真や日記のような投稿をしている場合があります。また、互いの投稿にコメントをつけ合うことも考えられるでしょう。
人によっては、浮気相手と会話するための専用アカウントを使い分けている場合もあるようです。パートナーのアカウントを知っていて、とくに問題ないと思いきや「裏アカ」があるかもしれません。それも調べてみるとよいでしょう。
なお、SNSから浮気を暴く方法は以下の記事でくわしく解説しています。
浮気隠しに使われるアプリの有無
スマホアプリのなかには、浮気の証拠を隠すのに便利なものも数多くあります。直接の証拠にはなりにくいですが、つぎのようなアプリがインストールされていれば、かなり疑わしいでしょう。
履歴の一括消去アプリ(※Android限定)
以下のようなアプリは、発着信・送受信の履歴を一括削除できます。ただ、不要なデータを一度に消して軽くしたい目的の人も使うものです。iPhoneは非対応。
- Clean Master
- 履歴消しゴム
- スマホ最適化
ロックアプリ(※Android限定)
各アプリにロックをかけられるアプリもあります。以下のようなものが入っていたら、やましいことがある確率がやや高いといえるでしょう。
- アプリロックAppLock
- アプリロック(Perfect AppLock)
- アプリロック(Smart AppLock)
- 隠したいアプリだけロック(アプリ金庫)
- Applock マスター
のぞき見防止アプリ
ロックアプリのほか、以下のようなのぞき監視アプリやダミーアプリが入っていたら、かなりあやしいです。また、こちらがのぞき見をしたことがバレる危険もあります。
- Unlock Monitor
- 携帯盗み見の証拠をゲット&ブロック&監視
- 見ないで!
- i監視装置
【その3】証拠を見つけたときの対処方法
スマホで証拠を発見した場合の保存方法を解説します。ひとつひとつは決定的な証拠でなくても、組み合わせ次第で有効になることがあるので、あやしい部分はできるだけ多く拾って保管しましょう。
写真で撮影しておく
メールやLINEの履歴であやしいものがあったら、パートナーのスマホだと分かるようにして、自分のスマホで写真を撮影しておくのがオススメです。
というのも、メールやLINEなどはカンタンにねつ造できてしまうため。つくったものではないという証拠として残しておくのがポイントです。
メールで転送する
浮気相手と思われる人物とのあやしい写真・動画浮気を見つけたら、それをそのまま自分のスマホにメールなどで送信するとよいでしょう。
LINEであれば、個別のトーク画面で「v」→「設定」→「トーク履歴を送信」→「メールで送信」で過去のトーク履歴をすべて指定のアドレスにメール送信できます。
形跡を消すのも忘れずに
スマホをのぞいた最初の状態を記憶しておき、かならず元に戻しましょう。たとえば、起動したらメールアプリがついたままだった場合、そのように戻すなどです。
また、メールの転送やLINEのトーク履歴の送信などをおこなった場合、送信済みメールから消しておく、なども忘れないでください。
【その4】浮気監視アプリを使う
ここまで、スマホのデータから証拠を探す方法をご紹介しました。もうひとつ手段を挙げるとすると、「監視アプリの使用」があります。
監視アプリというのは、インストールしたスマホの現在位置をGPSで探ったり、LINEやSNSのログを取得したりできるもの。たとえば、以下のようなものが有名です。
有名な監視アプリ
- Cerberus 反盗難(ケルベロス)
- Android/iPhoneアナライザー
- Prey Anti Theft
- SPYERA
- mSpy
ただ、スマホの持ち主に黙ってこれらのアプリを入れると罪にあたり、iPhoneは脱獄(改造)しないと仕込むことは不可能です。かなりリスクが高いので、あまりオススメできません。
iCloudも位置情報やデータの共有機能があり、かつては監視が可能といわれていました。しかし最近になり、サインインすると相手に通知が飛ぶようになったので、やめておくほうが無難です。
【番外編】証拠をスマホに残していない可能性も?
その1~4までスマホで証拠を探す方法を紹介しましたが、なかには「浮気がほぼ確実なはずなのに、証拠が出ない」とお困りの方がいらっしゃるかもしれません。そんなとき、もしかしたらスマホ以外の手段を使っている可能性も考えられます。
パソコンとの使い分け
浮気の証拠=スマホというあるあるを逆手にとり、浮気相手とはパソコンのメールソフトやサービスでのみ会話しているパターンもあります。たとえば、以下のようなものが考えられます。
- パソコンのメールソフト(Outlookやthunderbirdなど)
- フリーメールサービス(YahooメールやGmailなど)
- SNSをブラウザからのみ使用(twitterやFacebookなど)
スマホを複数使い分ける
浮気の上級者になると、スマホを複数台持つか法人スマホ、タブレットなどを「本命用」「浮気相手用」と使い分けているケースもあります。これにより、のぞき見で浮気がバレることを防ぐというわけです。
あなたと会うとき、あなた用のスマホしか持っていなければ、あやしい証拠はなにも出ないでしょう。ただ、これは疑ったらキリがありません。証拠がなければ相手を信じる、というのもよいかもしれません。
オンラインゲームでのみ会話
最近は、スマホのオンラインゲームでチャット機能があるものも多いです。このようなゲームのチャットは、ログアウトすると同時に履歴がすべて消えます。
そのため、浮気相手とゲームでのみ会話している場合、どのような会話を交わしていたのか確認できません。ただ、ログインすれば浮気相手がパートナーと思って、話しかけてくる可能性もあるでしょう。
まとめ
スマホを勝手にのぞくのは犯罪ではありませんが、見られたと分かれば、相手は気分を害すはずです。また、見た側もショックを受けてしまう場合があるかもしれません。
それらの点を十分に認識したうえで、絶対に浮気している!と強い確信があるとき、バレないように見るのがよいでしょう。