「浮気が疑わしいものの、明確な証拠がなくて追及できない」「たぶん浮気しているけど、離婚したくないし知らないふり」などの理由で浮気を放置するご家庭もあるでしょう。
しかし、人によってそれが浮気を解決、もしくは反対にハマってしまうことも考えられます。どのような結果を招く可能性があるのか、よくあるケースを見ていきましょう。
浮気を放置したときに想定される事態
パートナーの浮気を放置した場合、つぎのような状況になる可能性があります。
浮気にのめり込み本気になる
最初は遊びのつもりでも、浮気相手と長い時間を過ごすことで情が移ったり、本命のパートナーより相性がよいのでは?と思ったりして、本気になってしまうことがあります。
とくにパートナーと倦怠期でケンカばかりしていたり、長い間セックスレスになっていたりすると、本気になる可能性も高まるでしょう。
浮気相手にお金を浪費する
浮気すると、相手に貢いだり二人でデートやホテルへ行ったり、かなりの出費になります。なかには、浮気相手に入れ込みすぎて借金してしまう人もいるほどです。
とくに夫婦の場合、共同の貯金などがこのようなことに使われてはたまりません。見て見ぬフリをするほど、このような出費が増加していく可能性があるでしょう。
性病や妊娠の可能性がある
パートナーが不特定多数の相手と浮気をくり返してしまうと、性病に感染して、それがあなたに伝染する危険性があるでしょう。
また、パートナーもしくは浮気相手が妊娠してしまえば、さらに大変なことです。出産か中絶か、また慰謝料はどうするのかなど、当事者二人だけの問題ではなくなります。
精神面で大きな負担になる
見て見ぬふりをしようにも、そうカンタンには割り切れません。精神的には大きなキズを負います。また、あなただけでなくお子さんがいて浮気を知ったら、そのダメージは計り知れません。
一度疑いはじめたら、ふとした言動も「浮気相手と話しているのだろう」「二人で会っているのだろう」などと考えてしまって、心の病を患いかねません。
冷え切った関係になる
浮気を黙認していることがパートナー本人にも伝わると「浮気してもなにも言わないし、もう自分に愛情がないのでは」と思うこともあります。
なんとも自分勝手な話ですが、これにより「愛されていないなら、好き勝手してもいいだろう」と解釈し、冷え切った関係になってしまう場合があるでしょう。
浮気に気づいたらどうすればいい?
前項のように、浮気の放置はあまり望ましい結果を招かないことが多いです。では、パートナーが疑わしいと感じたとき、どう対処するとよいのでしょうか。
1. 証拠集めをする
証拠がないまま問い詰めると逆ギレされたり、警戒心が高まってさらに証拠が手に入りにくくなったりします。こうなると、問題解決のために話し合うチャンスを失ってしまうでしょう。
そこで「浮気を疑っている」とバレないように細心の注意を払って、無理のない程度に自力で調べるか、探偵に調査を依頼するとよいです。
2. 話し合いをする
放置により最悪の事態になることを防ぐには、言い逃れできない証拠が揃い次第、話し合うことをオススメします。その際は以下の記事を参考にしてみてください。
3. 今後のことを決める
二人で話し合って、関係をやり直すか解消するかを決定し、行動に移しましょう。たとえば、つぎのようにするとよいです。
関係を修復する場合
- 互いに直すべき部分を話して決める
- 浮気再発を防止するためのルールを設定する
- 夫婦であれば慰謝料を請求する
関係を解消する場合
- 夫婦であれば離婚に関する条件などを話す
- 夫婦であれば慰謝料を請求する
浮気を早く対処するメリット
浮気に対して早く対処することにより、つぎのようなメリットがあります。
関係を修復しやすい
パートナーが本気になる前に問題を解決すれば、そこでスッパリ浮気をやめさせられる確率も上がります。関係を修復したいとお考えなら、早く証拠を集めて話し合ったほうが絶対によいでしょう。
浮気を止めやすい
前述のように浮気が本気になる前なら、解決しやすいです。浮気は浪費につながり性病の感染や妊娠してしまうリスクがあります。それを早い時点で排除できるでしょう。
精神的な負担から解放される
問題が長期化するほど、うつなどの病気にかかるなど、精神面で体調不良を起こしやすくなってしまいます。早く解決すれば、当然に悩む時間を短くすることができるでしょう。
まとめ
浮気の問題は早めの解決が一番です。そうすることで、問題が深刻化することを防いだり、自分の精神的な負担を減らしたりすることにもなります。
とにかくパートナーが怪しい!と思ったらバレないように証拠を集め、話し合いの場を設けましょう。お互いが納得できる解決に至るとよいですね。