ふとしたとき、夫の言動に不信感を覚えて「浮気が怪しい」と思うことがあるかもしれません。そんなとき「どうすればいいだろう?」「本当に浮気しているの?」など混乱してしまう人もいるでしょう。
浮気しているかは分からないし、これからどう接していけばよいか分からない、真実を知りたい。
ここでは、浮気している夫がとる怪しい行動と、浮気を疑ったときの対処方法についてご紹介します。
浮気している夫がとる怪しい行動
スマホを肌身離さず持ち歩く
スマホにロックをかけたり、肌身離さず持ち歩いたりといった行動です。起動時にロックをかける人は普通にいると思われますが、LINEなどのアプリにまでロックしていたら、怪しさが増します。
さらに浮気が疑われるのは「トイレやお風呂場まで持っていく」という行動。やましいことがなければ、そこまでスマホを手放さないといったことは考えられません。
スマホをいじる頻度が増える
単純にゲームアプリやSNSにハマっているなら問題ないですが、あるときからスマホを操作する頻度や時間が増えたら、怪しいかもしれません。
操作中に覗こうとして大慌てで隠されたり、「見るな!」などと逆ギレされたりしたら、かなり怪しいです。ほかにも、外出から帰ってきてからもずっと操作しているとか、ニヤニヤしていたら危険!
目の前で電話に出ない
一緒にいるときに電話やLINEが届いても、名前を見たらすぐ隠したり、「大したことじゃないから」といったりして出ないときは怪しいでしょう。
通知に表示される名前が同性と思われるものであっても、油断はできません。人によっては浮気相手を同性の仮名や苗字だけで登録して、ごまかす場合があります。
スキンシップを嫌がる
体を触りたがらなくなり、自分が触られても避けるとか手を払うなどの行動。また、性行為をしたがらなくなったり、セックスレス状態になったりすることをいいます。
本当に忙しいとか疲れているなどの理由も考えられますが、浮気していると男女ともに性欲が解消されるため、求めなくなります。とくに女性は浮気相手に惚れると、別の異性に触られることを極端に嫌がるものです。
身なりが変わった
人によって恋をすると、相手に好まれるように髪型や服装、体型などを気にする場合があります。ただ、なかには単純に好みが変わったり、友だちの勧めでイメチェンを図ったりする人もいるでしょう。
しかし、これまでと明らかに違うセンスの格好をしたり、ダイエットや鍛えはじめたなど体型を気にしたりしたら、少し注意して見ておくとよいかもしれません。
急に休日出勤や残業が増えた
これまで休日出勤や長い残業、出張などあまりなかったのに、最近になって突然頻度が増えたようなら、少し疑わしいです。
ただ、繁忙期や配属が変わったなどの理由で忙しくなるケースもあるので、一概に浮気とは言えません。こちらも7位と同様、帰りの遅い日に規則性がないか調べてみてはいかがでしょうか。
飲み会の頻度や朝帰りが増えた
これまでそんなに飲み会へ行っていなかったのに、最近になって頻度が増えた。帰りも遅く、最悪の場合は朝帰りということも・・・そんなことが増えたら、少し注意してください。
もちろん、仕事の鬱憤晴らしや接待で行かなくてはならない、ということも考えられます。ただ、帰りの遅い・会えない日に規則性がないかチェックしてみてもいいでしょう。
浮気が怪しいときの対処方法5ステップ
「確定的ではないものの浮気の証拠が見つかった」もしくは「証拠がないけど、多分しているのではないか」と思われるとき、つぎのように対処するのがオススメです。
怪しいと思ったことをチェック
夫のどのような行動に不審点がありましたか?以下の記事を参考に、行動をよくチェックしてみてください。ただ、怪しくてもまだ問い詰めてはいけません。
証拠がなければ問い詰めない
浮気があやしいとき、気になってつい「浮気してるでしょ」とか「本当のこと話して」などと迫ってしまいたくなるかもしれません。しかし、それはちょっと待ったほうがよいでしょう。
というのも、もし問い詰めて浮気していなかったら、「自分を信用してくれなかった」と相手の反感を買ったり、ケンカになったりする場合があります。
また、浮気が事実でも確実な証拠でなければ、言い逃れか逆ギレされるだけ、となることもあります。そうなれば、相手の警戒心を強めてしまい、より強い証拠をつかみにくくなってしまうでしょう。
自分はどうしたいか決める
浮気が確実だった場合、夫を許しますか? それとも離婚したいと考えますか? その結論を決めておく必要があります。
浮気していても許す場合
許す・やり直すつもりの場合、浮気を認めさせて謝罪してもらい、パートナーにやり直す意思がなくてはなりません。それには早期解決が重要なカギとなります。
はじめは遊びの浮気でも、浮気相手との付き合いが長いと情がわいて、本気の恋に変わる可能性も考えられるでしょう。そうならないためにも早めに証拠を入手して、本人に認めさせる必要があります。
離婚したい場合
浮気するような相手は許せないということであれば、別れるか離婚という選択になるでしょう。夫婦関係が破たんしていない場合、浮気・不倫は不貞行為で離婚事由として認められます。
また離婚してもしなくても、浮気の強い証拠がある、もしくは本人が事実を認めれば、慰謝料を請求することが可能です。
証拠集めをする
確実な証拠を手に入れるには、しばらく泳がせてボロが出るのを待つか、調査して証拠を集めるしかありません。以下の記事では、部屋やスマホなどで証拠を見つける方法を紹介しています。
なお、夫と浮気相手が二人でホテルに入る写真などは、不貞行為の証拠として強い効力を持ちます。慰謝料の請求や離婚となった場合に有利なので、確保しておきたいです。
話し合いをする
言い逃れできないような証拠が出たら、夫と話し合う必要があります。まず、話し合うべき項目はつぎのとおりです。
- 浮気しているのは事実なのか?
- なぜ浮気したのか?
- 浮気相手のことは本気なのか?
- 浮気相手はどこの誰か?(分からない場合)
- 関係を修復したいか?離婚したいのか?
夫婦関係を修復するか、離婚することにするのかによって、さらにどのような話を進めていくのか異なります。くわしくは以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
こんなときどうすればいい?4パターン
夫の性格や家庭の状況によって、うまく話し合いにならない場合もあるでしょう。そこで、パターン別の対処法についても解説していきます。
浮気を認めようとしない
証拠を見せても浮気を認めないのは、「まだ言い逃れできそう」と思うくらい証拠が弱いかもしれません。人によっては、ずっとトボけていれば相手が諦めるだろうとタカをくくっている場合があります。
そんなときは、言い逃れできないほどに多くの証拠を集めたり、ホテル写真のようにクリティカルな証拠を入手したりして、目の前に突きつけましょう。
逆ギレして話にならない
浮気を咎められて逆ギレする人は多いといいます。理由としては、パニックになって怒ってゴマかした、萎縮させようとした、などが考えられるでしょう。
そんなときは、こちらが冷静な対応をすればおとなしくなる可能性があります。逆ギレする心理や対処法は以下の記事でも解説しています。
話し合いを拒否する
浮気を認めない、逆ギレする以外に、無視したり逃げたりして話し合いを拒否する人もいます。話し合いを避けていればいずれ相手が諦めるかもと思っているのかもしれません。
そんなときは第三者に介入してもらうのも手です。たとえば共通の友人、仲がよい兄弟などがよいでしょう。親が入ると問題が深刻化する可能性もあるので、最後の手段にとっておくべきです。
単身赴任で様子がうかがい知れない
単身赴任をしているけど、どうやら浮気をしているらしい・・・というときは、急にアポなしで家へ訪問するのがオススメです。そうすれば、無防備な状態の夫を見ることができるでしょう。
連絡なしで行った場合、浮気していれば浮気相手と部屋にいたり、浮気相手の私物が置かれていたり(歯ブラシや服など)、確実な証拠をつかみやすいです。
「なんで連絡しないんだ」と怒ったり、「散らかってるから無理」などと入室を拒んだりした場合、あやしいでしょう。そんなときは「ビックリさせたかった」「じゃあ片づけてあげる」などと入ってしまえばOK。
まとめ
浮気があやしいまま、真実が分からない状態がつづくのは、精神的につらいものがあるでしょう。そんなとき、一人で抱え込む必要はありません。友だちや家族に相談してみるのも手です。
ほかにも浮気の相談ダイヤルや、探偵社の相談・見積もりも無料なので、ためしに一度電話してみるのもよいかもしれません。悩みすぎないよう、ほどほどに息抜きしつつ調べてみてはいかがでしょうか。